伊達市の一流食堂だニャ
かねてより楽しみにしていた桑島食堂だニャ。
見るからに昭和を感じる。
テーブルも椅子も年季が入り趣きある店内だ。
メニューもごくごくシンプル。
ラーメンとチャーハンをオーダー。
まーが「味は普通だから期待すんな」
と言ってたが、とっても美味しい。
昔ながらのシンプルで食べやすい味だ。
前回まーが初来店した時に
ビックリこいたというフロア担当の女性
の様子を伺う。
どうやらしーちゃんと呼ばれているらしい。
なぜなら私が電話して聞いたからだ。
出かける前に
「今日はフロアにおかみさんいらっしゃいますか?」と聞くと10秒くらい沈黙があり
「ああしーちゃんの事ね。いますよ」
電話に出た方がおかみさんで
お嫁さんがフロア担当のしーちゃんなのだ。
このおかみさんも話し方がおっとりして
美智子妃殿下を彷彿とさせた。
「気をつけていらっしゃってくださいね」
なんだろう。この上品な雰囲気。
そしてしーちゃんの接客に私も度肝を
抜かれてしまった。
まず食堂の店員さんの発声ではない。
「ありがとうございました」
のイントネーションが極めて美しい。
まさにCA!ここは羽田空港だ。
帰るお客様には両手を組んで丁寧に
お辞儀をしている。
「どうぞお気をつけてお帰りくださいませ」
食べてるのは450円のラーメンなのに
まるで高級ホテルのラウンジにいたかのような
最高のおもてなしを受けた
セレブ気分になってしまう。
それが証拠にお客さんが絶え間なく来る。
駐車場もずっと満車だ。
客層は地元のおじいちゃんおばあちゃん
そしてブルーカラーという
全く飾り気ない空気でありながら
しーちゃんがいるだけで高級感あふれる
一流食堂だ。
こんなにギャップのあるお店見た事ない!
お店を出たあともまーと2人で大騒ぎだ。
私はまーに前フリをされたから
しーちゃんの衝撃度はまだ低い方だが
まーは部下の企みで前情報なしに
連れてこられたと言っていた。
当然「なんじゃこりゃー‼️」となり
部下の思惑通りの反応をしたそうだが
なんと素敵なお店だろう。
みな町のラーメン屋や食堂には
特に素晴らしい接客は求めていない。
味が良く元気が良けりゃ充分だ。
それなのにここは味もクリアし
接客は一流である。
以前本宮の金丸本店という食堂で
似たような体験をし、すっかり本宮マインド
に惚れた私だったが
今回はそれを簡単に越えるくらいの
ビックリ接客であった。
上品なおかみさんにして
この素晴らしいしーちゃんありなのだ。
おもてなしの心で450円の倍の値段の
ラーメンを頂いた気持ちだ。
これ以上リーズナブルなお店はない。
ありがとう❗️桑島食堂‼️
まーもゴルゴが読めて大満足ニャ。
ゴルゴはA型でギランバレー症候群という事も
桑島食堂で知った。
りょうぜん道の駅に寄り
まーと珍しくカフェタイムをした。
安達の道の駅でつい見入ってしまった煎餅。
買おうか迷っていると
まーが「あ!これオレが小学生の時に
CMで流れてた煎餅だ!懐かしい」
わたしゃ相馬あられなんて
全く知らなかった。
喜ぶまーを見て380円というなかなかの値段
だが買ってしまう。
紅葉もキレイだったし
しーちゃんにも会えて良き1日だったニャ。
明日は大槻ばあちゃんを
ニューオープンしたスーパーに
連れて行くニャ!